2012年03月04日
夜食べるとなぜ太る? 体内時計で肥満を防ぐ
「夜遅く食べると太る」というのは、もはや定説。あとは寝るだけですからね。あれ? じゃあ、すぐに寝なければ太らないってことでしょうか?

「寝る時刻にかかわらず、夜遅く食べること自体、太りやすいと分かってきました」と、日本大の榛葉繁紀(しんばしげき)准教授(健康衛生学)が教えてくれた。
そのカギを握るのは、生体リズムを刻む体内時計だ。
榛葉さんらは、体内時計をつかさどるたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」が、脂肪をため込む指令を出していることを解明した。BMAL1の量は時間帯によって増減するので、「BMAL1のリズムに合わせて食事をすれば肥満予防につながる」という。
もっとも増える午後10時~深夜2時ごろが脂肪のつきやすい時間。逆に、もっとも減るのは午後2~4時ごろ。3時のおやつは太りにくいというわけだ。
ただし、体内時計に逆らうような暮らしをすると、BMAL1が昼も減らず、高止まりしてしまうこともあるという。夜型生活を続ければ増減カーブがそのまま後ろにずれる、などということはないそうだ。
「人体の精緻(せいち)なシステムはそう簡単に変わりません。だからこそ、たまに夜更かしをしてもすぐにリセットできるのです」
体内時計は脳の中だけでなく、全身の細胞にあることが分かってきた。脳の時計は「朝の光」で、内臓の時計は「朝食」でリセットされるという。
「体内時計に時差をつくらないよう、目覚めてカーテンを開けたら1時間以内には朝食をとって」と榛葉さんは勧める。
◇
実は、日本人の1日当たりのエネルギー摂取量は、1970年代の約2200キロカロリーをピークに減り続けている。2010年は1849キロカロリーで終戦直後の1946年度の1903キロカロリーより少ない。
それなのに、なぜ、肥満は増えているのか――。
食事をすると、エネルギーをとるだけでなく、消化や吸収、代謝のために消費もしている。「食事誘発性熱産生(DIT)」といい、食べると体が温まるのはこのため。DIT(ディット)が高いと当然太りにくい。
日本栄養士会会長で神奈川県立保健福祉大の中村丁次(ていじ)学長らは、「朝、昼、夜」に3食とる朝型のほうが、「昼、夜、深夜」の夜型よりもDITが高いことを明らかにした。「生体リズムが関係する」とみる。
中村さんによると、これまでの栄養学は、いかに栄養をとるかの研究だった。「多くの栄養素を見つけ、口から食べられなくても注射や胃ろうで栄養をとれるまでになった。一方で、夜食や早食い、孤食といった食べ方のひずみが肥満や生活習慣病につながっている。『何を』『どれくらいの量』だけでなく、『どのように』食べるかの研究を進めなければならない」(内山美木)
◆インフォメーション
朝型と夜型のDITの差はどれくらいなのか。女子大学生を対象にした研究では、一日約12キロカロリーだった。「わずかな差と思いがちですが、体脂肪に換算すると1年で約0.6キロ、10年続くと約6キロ。中年太りとはそういうものです」と中村さん。食べる速さや環境などでもDITは変化するとみて研究しているそうだ。
http://www.asahi.com/health/hiketsu/TKY201202130150.html
こう考えてみると、20歳のころから、1年で1キロペースで体重が増えている人が多いのではないでしょうか?
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Posted by 名護ムエタイスクールマジカルダイエット at 21:30│Comments(0)
│ダイエットコラム
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